会社概要

ゲージング社の歴史は、日本の高度成長期を支えた「黒田精工」より１９７０年（昭和４５年）にゲージの専門部門として独立し、当初はテーパゲージや栓ゲージなどのソリッドなゲージを中心に製作をしていました。そして会社設立の数年後よりトヨタ自動車様との直接取引が始まり、自動車部品を総合的に測定する専用測定機を設計製作するように変化していきました。日本の自動車産業は戦後急激に進化を遂げて、自動車を構成する部品は年々高精度になっていきました。当然ながらそれを測定するゲージにも高精度が要求されるようになりました。そこで弊社としましては「黒田精工」時代に培った技術を活かして、この高精度部品の精密測定機を製作できたことにより、現在でもユーザ様からは大きな評価を頂いています。

弊社が作った測定機にて現在の自動車の性能や安全が保たれていることは、大変名誉のあることで我々の今までに培った技術の賜物と自負しております。現在に至っては、自動車部品を自動で測定する測定機も設計製作しております。弊社の強みは、この自動測定機のメカ･電機･ソフトのすべての構成を自社で完結できることです。今後もこの方面には力を注いでいきたいと考えています。これから先は地球の環境問題などで世界の自動車産業も大きく変化していくと思います。我々もこの大きな波に乗って次世代に求められる測定機を提案し社会に貢献していきたいと考えます。

今後とも、変わらぬご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。　　　　代表取締役社長　加古　比佐雄